設定公開

主に登場人物たちの設定を予め出していこうと思います。


主人公ら3人

正義を持つ正統派:ENFJ

魂の武器は剣や槍を模り近距離物理系で最強の使い手となる。

軍隊ではそれなりに活躍し、世相からしても充実しているという事にさほど抵抗はない程度の人生を送っていた。両親や兄弟が敵に惨殺され自分の人生の価値を見失う事になった。やがて前線で戦う事ができない傷物扱いとなり、入院生活の日々を送った。ある日病院を脱出し、死を決意する。どうせなら敵に一矢報いてやろうと、形見の剣だけを携えて戦場の外れにまでたどり着いた。当然敵の姿は見当たらず、自死する勇気さえも無くなってしまった。体力も限界に達し、入水自殺を決意。真っ暗闇の激流に身投げした。

しかし目を覚ますと昼前くらいの明るさで、土の上にできた簡易的な木の枝のベッドに横たわっており、見知らぬ若き女性の姿を捉えた。

この女性こそが主人公を助けたもう一人の主人公である。

彼女は敵国の一般市民であり、偶然彼の姿を発見し、倒れた木に引っかかっていた体を引き揚げたという。彼は激流の中奇跡的に溺れ死なず、無一文で遙か隣の国に辿り着いた。

 


彼は人生の意味について彼女に訊くが、彼女もまた戦争によって家族や親しい人を失った一人であり、レジスタンスの地下活動に参画するメンバーでもあった。既にこの戦争は泥沼化しており膠着状態となっていた。レジスタンスは女性や子供、障害者など、従軍していない人々や、スパイによって構成されており、国境を跨いだ自分の故郷にもレジスタンスの構成員がいたという事実を知る。

彼のこれまでの経緯を聞いてレジスタンスに勧誘し、彼は第二の人生を出発する事となった。

 


二人とも真の平安を求めている。

 


バランサーのヒロイン:ISTJ?

未だに開花していないが、実は優れた魂の武器行使者としてのセンスを秘めている。中盤までは力になれない自分の非力さを嘆くばかりだったが、覚醒し共に戦うことを決意する。

魂の武器は無形で空気や火などのエレメント系の魔法を扱う。空気砲は並の人間であれば刹那でミンチにできるほどの威力を誇る。

まだ世界には自分の知らない事がたくさんあるという考えを持ちその世界を見てみたいと考えている。戦争の最中で人生にはどんな価値があるのかと悩んでいたところで主人公と出会う。

 


破天荒な元宇宙海賊団キャプテン:ENTP;主人公と同い年。生まれつきこれでもかというほどあらゆる才能を持ち(特にジョークはウケる)カリスマ性があり常に周囲には大勢の仲間がいた。乱世でなければ「スーパースターになるために生まれてきた男」と呼ばれていたかもしれない。

父は病死し、母は侵略された故郷の片田舎でほっそりと暮らしている。

 


戦闘スタイルは多彩で、近、中、遠距離どれも問題ないが、逆に器用貧乏とも言える。華奢だが引き出しが多く洞察力もあるので、火力ではなく、自分が有利な条件を作り出せる事が一番の強みである。強者とのタイマンは苦手だが強襲や雑魚を一対多には慣れている。

 


乗っ取られた故郷を取り戻す為に、「魂の武器伝説」を解き明かしその力を手に入れる、という一見、夢物語のような目的を果たすために地球へ降り立つ事を決意。仲間達は初めは反対し結局は半信半疑の者もいたが、「キャプテンとならどこにだって行く」と全員が賛成してくれた。

だがその道中で敵の哨戒船の襲撃に遭い海賊団は壊滅状態に陥る。仲間の命がけのサポートにより幹部陣だけは脱出ポッドでなんとか地球へと達することができた。

「キャプテン、俺らは生きてキャプテンの元に必ず辿り着くので先に地球へ行っててください!」→「全員必ず生きて辿り着けよ!!」と涙を呑んで脱出した。

他に30人いたクルーの内で、実際4人だけは生き残っており、物語の中盤、地球で合流を果たす。→結果的にはキャプテンは、仲間の命を救う事以上に幹部陣の地球到達を優先したことにより、襲撃後、最も生存率の高いシナリオを実現した事になる。

メンバーも皆自身家であり、実力は本物なのでそれも互いの信頼を形成する一つの要因である。

 


細かな指示や束縛を嫌い、自由で自律的なチームを作り上げている。その結果できたチームは互いに個性を活かしサポートし合う、精鋭部隊となった。今も仲間の一部はどこかで生き延びていると信じ、客観的に生き延びているかどうか判断することが難しい仲間を探すことは優先せずに、自分達はいち早く魂の武器を獲得する必要があると考え、まず主人公達と接触することになった。このように、仲間想いだが窮地では合理的な判断をする。

クルーもまた、そんなキャプテンを信じてついてきた者たちであり、このような場面は決して初めての事ではなかった。個性豊かすぎるクルーを束ねる事ができたのは奇跡に近いくらいで、ある意味人生で一番の偉業(?)でもある。

単に煌びやかなだけでなく、痛みを持ったクルー達に手を差し伸べ、共に痛みを分かち合おうとしており、彼らの無念を晴らしてきたことで、少しづつ信頼を得、クルーも増えた。

 


人生観、善悪観などについては主人公の中で最も確立しており、主人公達に多大な影響を与えるメンター的な役割も果たす。(特に主人公には)

 


目的通り、魂の武器の行使者として覚醒し、生来の弱点であった、対面での火力不足は完全に克服され、文句なしで他の追随を許さない程の実力者となる。

魂の武器は銃火器と籠手を模り、近、中距離の威力は主人公らに譲る事になるが、遠距離型では最強の使い手となる。

 

 

 

サブキャラ

 宇宙海賊団幹部陣(地球に向かう途中で襲撃され大半が死亡。生き延びた幹部陣。非常にフラットな組織構造で、メンバー同士の結束が強く個性を活かして補い合っている)

 


サブキャプテン:女;ヒロイン枠;ESTP:パリピ、仲間想い。戦闘隊長。キャプテンの1つ下。戦闘センスについてはキャプテンの次点で、若いが既に生まれつきの才能が頭角を表している。出自は故郷の由緒ある家系。若さもあり、謙虚さが足りないと注意されることもあるが、実力で口を瞑らせる事ができる者がキャプテンしかいないくらいなのでその勢いは誰にも止められないお調子者。盛り上げ隊長的なポジションでもあり、海賊船内では彼女によって毎晩宴が開かれており、断れない者は夜な夜な参加させられている。

両親は存命だがロマンに魅せられ宇宙に飛び込んだ。闇を抱えるクルーも多い中、彼らになかなか共感できないでいるが、彼女の底抜けに明るい姿に励まされる者は実際多い。

全てが丸く終わった後に、2代目キャプテンを襲名する。

 


ポチャ:タンク:仲間想い、年上、いじられキャラ

キャプテンの2つ上だがキャプテンがよくいじるので周りもよく便乗する。嫌と言えないし嫌とも思っていない様子。いざとなったら頼られる存在で、キャプテンも例外ではない。特にタンクとしての自分の役割を熟知しており、危機が訪れたらキャプテンだろうが下級クルーだろうが真っ先に盾になる覚悟がある。実際襲撃時にはほぼ無条件反射でキャプテンとクルーを庇ったが、敵に薙ぎ払われたことと、仲間達の必死の説得もあってキャプテンの護衛を最優先事項だと認識し、逃げ道を確保した。幹部陣で最も重傷を負った。

戦闘スタイルは、近距離カウンター型である。クルー全体でやや防御が薄いがその中では群を抜いた防御を誇る。仲間を庇う為に俊敏性を鍛錬したので見た目以上に俊足である。

 


ムードメーカー;一見裏表が無いからっとしたやつ、実は仲間想いのチャラメガネ

寂しい過去を持つ。かつて軍隊で伝説となった天才パイロット・射撃の名手。常に最前線で指揮を取り任務を成功させてきた程の実力と肝を持った男。かつては頼りない少年だったが敵の来襲によって家族を目の前で失った事が原体験となり、一人でも多く敵を殺すことに生きる意味を見出していたが、結局は故郷を乗っ取られ生きる意味も場所も希望も無くなった。そこでキャプテンと出会い彼と共に故郷を再建することを誓った。

クルーの中では新参だが、持ち前のコミュニケーション能力を活かしてあっという間に溶け込み、クルー屈指の実力も認められ「最速出世」を果たした。

人前で落ち込んだりネガティブな感情を出す事は一切しないが仲間を家族同然に愛しており、二度と家族を失わない為に更に強くなる必要があると考えている。遠距離射撃を最も得意としており戦闘機に乗って10km離れた敵将をヘッドショットした伝説を残している。ドッグファイトでも負け知らずで操縦スキルは他の追随を許さない。

脱出ポッドは地球からは程遠いポイントでリリースされたが、なんとか地球行きの軌道に乗せる事ができたところで体力が限界を迎えた。

 

 

 

 宇宙海賊団生き残り

自信家:生還を果たした。俺たちは必ず生き残ると宣言し、キャプテンらを逃し、結果的に生存者数を最大限に増やしたという、大きな手柄を残した。サブキャプテンで実質的にクルーらに細かい指示を出していた。かつてキャプテンに命を救われたことがあり、一番弟子であることをしきりに強調してきたお陰でその地位を確固たるものとした。ENTJ

 


年下で雑用だったやつ:生存本能がめちゃくちゃ強く臆病者。危機をいち早く察知して誰よりも先に逃げる。襲撃の際にはキャプテンを逃す為に生まれて初めて命を張った。宇宙で漂流していた期間で四肢の大部分を失い、内臓も弱ってほぼ瀕死の状態で地球にたどり着いたが、レジスタンスのメカニックによりサイボーグ化しパワーアップして復活することで念願の戦力入りを果たした。S妹にケツを蹴り飛ばされる事に快感を覚えてしまい、いつも蹴られてがっているM男でもある。

 


Sな妹キャラ:男性顔負けの体術の戦闘力を誇る若めの戦闘員。誰に対しても敬意を払う事はなく、自分より弱い者は人間扱いしない。宇宙でも図太く生き延びた。キャプテンの1つ下。姉は尊敬している。姉が慕うキャプテンにも従うが、ENTJには歯向かう。彼は尊敬していないし、細かな指示を出されるのは何よりもむかつくからである。

 


おしとやか姉キャラ;S妹の実姉だが性格は全く違い、誰に対しても敬意を払う。特に弱い立場の人間には敵味方関係なくホスピタリティを尽くそうとする。実力的にも申し分なく、かつての戦時中に軍隊入りし、性別・年齢を考慮しても異例の出世を果たした隠れエリートだが、それを誇る事はしない控えめな部分もある。妹には護身のために接近戦術や武具戦術を叩き込んだ張本人。キャプテンの2つ上だが彼を慕っており「船長さん」と敬語を使う。両者とも幼少期に両親を亡くしている。普段は温厚だが怒らせるとめちゃくちゃ怖く、海賊団の中では若い方だったが「姐さん」の呼び名で通っている。

 


 レジスタンス幹部陣

戦略オタク;戦略を考える事が生きがいの変人:INTP

ある意味変人なキャプテンと波長が合ってしまう。キャプテンの冗談かと思うような作戦、戦略を実践に落とし込むこともしばしばあり、レジスタンスはこのコンビには振り回されている。つまり冗談を現実に変えちゃうガチの方の変人な女。

姐さんはこのコンビが楽しそうに議論しているのを羨ましそうに眺めている。

 


この世界に絶望した落第兵:普通にフツーのいい奴

INTPとはこれまた真逆に振り切れた奴。とにかくこの世に嫌気がさして戦争が嫌いなだけ。主人公と境遇は似ている。が主人公にはなれない。

 


戦争孤児のjk:自分と同じ境遇の幼児たちの世話をしていた姉御肌の図太い妹キャラ。たまに主人公らを叱るくらいの肝っ玉

 


姉御についてきたjc:どこにでもいる女子中学生。ISFP。平和主義者。バックアップキャラ

 


元軍部メカニック責任者:物静かな30歳くらいのおっさん。軍人時代はその才能を認められスピード出世を果たした。もともと戦争自体を嫌っていた。この戦争を終わらせる気概だけは確かなものと信じ、主人公らについていくことを決意。

 

 

 

 家族系

主人公の両親

主人公の親友

主人公の軍の教官

ヒロインの両親:父が故人

 


アスンシオン:主人公

レータメン;ヒロイン

 

 

 

魂の武器

下級:霞状:生身で軍隊と渡り合える

中級:半透明:生身で軍隊を完全制圧できる。

上級:実体:生身で惑星全土を乗っ取れる。

________超えられない壁________

神器:並の上級を超える上級の魂の武器を便宜的に「神器」と呼ぶこともある。

 


三種の神器;投げ槍、写鏡、シヴァの輪→宇宙に1つずつしかない。発現したり具現化したりする物ではなく、宇宙のどこかに隠されている。一見、戦いには向いてなさそうな外見をしている。理由は、これを使って戦うのではなく、これを所有すること自体が宇宙を支配する事になるから。

「秩序そのもの」「振りかざすのではなく所有することで行使する」「神の力」「創造と破壊を司る」「終わりと始まり」

あらすじ

戦争の渦中で・・・

両軍の青年を登場させて戦場で成長していく様子を描くとか。

どちらとも、戦争の最中で何が正義なのか悪なのかをもがきながら知ろうとする。

自分が生まれた国というだけで入隊することになったこの軍は正しいのだろうか。この国の思想は正義なのだろうか。あるいは敵と見なしている彼らの考えが正しいのかも知れない。

そんな答えのない問を抱えながらもある日両者は戦場で出会う。

そして若者たちは戦争自体が間違っていることに気づく。

・・
・・・
さらにそこから、このかりそめの善悪闘争を終わらせるため、両国とは距離を置く第3極となる、「レジスタンス」が結成される。

戦場に産み落とされた彼らは、目先の利害ではなく「真の安らぎ」の時代を求めて巨大な「悪」に立ち向かう。

 


惑星を乗っ取られ、果てしなく宇宙を彷徨っている若き宇宙海賊の頭たちが地球に飛来する。彼らは地球人と同じ種族。宇宙のエネルギーを魂と融合させて行使されるという古代兵器「魂の武器」の伝説を紐解くために地球へ飛来した。
かつて地球で永遠に栄えるはずだった真の魂の文明は滅び、文明は事実上滅びた。それから野蛮な原始時代は続き少しづつ科学技術を発達させたが魂の文明に関する秘密はいまだに解き明かされていないという。

その文明の破壊者こそが彼ら宇宙海賊団の故郷を破壊した種族であるという。

若者は、目の前の戦争を終わらせるため、魂の武器究明を渇望するようになり、若き宇宙海賊は地球に降り立ち、自分と同じ境遇で生まれ育った若者に同情し力を貸すことを決めた。


物語が進むにつれ、次第に魂の武器を行使できる人物が増えてゆく。レジスタンスが最初に手にした魂の武器の圧倒的パワーによって戦争の力関係は大きく崩れることになるが、最悪なことに、軍も魂の武器の行使者を保有することになってしまい、再びレジスタンスは窮地に立たされる。
実は宇宙海賊団の故郷を滅ぼした存在が裏で糸を引いて両軍を操っていた。彼らは魂の武器発祥の地である地球を乗っ取ることで全宇宙の掌握を企てていた。

魂の武器には等級が細かく存在しており、現在の地球の文明に対しては下級の力でも十分圧倒することができるほど強力だが、最上級の魂の武器は「神器」と呼ばれており、宇宙を破壊し、創造することができる程の、人智を超える威力を秘めた、まさに神のみに行使が許された代物であるという伝説がある。

若者たちは真の「悪」に立ち向かい、故郷だけでなく宇宙の平安を実現する為に戦い続ける。

 


ではまた。

第3世代のiPad Proを買いました

iPad Pro第3世代11インチを買いました。

これから新作が出るという折に勿体無い、と思う方もいらっしゃると思いますが、僕は単に新しい物が欲しくなるというたちではないので良いです。僕が買ったのは公式の整備済み品で、256gbのモデルを64gbの価格で購入したのでなかなかのgood buyだったと思っています。

 

これで作業が捗ると考えると、iPad Proの有無はとても大きい。

それが第3世代であろうと第4世代であろうと大した差ではないですね。

 

実は購入を考えてから一ヶ月半も経ってその間ずっと考えていました。

時にはヤフオクで落とそうか、proモデルでなくとも良いのではないかと、散々迷いました。

 

人間というものは自分が良い買い物をしたと思い込みたがる習性があるようで、何かと都合の悪い情報が出てくると自分の買い物を正当化するという心理が働くものですが、僕もまたその一人かもしれませんね。

 

一つだけ確信を持って言えることは、安物買いの銭失いだけはしちゃダメだということです。これは母からもらった言葉ですが、本当に必要な物を買う時は長持ちする上等な物を選べという教えです。

 

確かに安い物は良いです。何故なら、高い物よりも失うお金が少ないからです。しかし高い物には付加価値がある。

 

この整備済み品は新品には劣るものの中古品としては超一級の品質が保証された物です。

僕はまさしく必要最低限の金額で買える最大効率の買い物をしたと言えるでしょう。

 

確かに新しくて高い物を買えばハズレは少ないでしょうが、なるべくお金の消費を抑えるという生き方は大切です。

買い物に対する考え方は人によって異なりますが、僕はこの考えを持ってこの先も戦っていこうと考えています。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

日記というもの

僕が日記で書きたい事っていうのは、今日あった出来事ではなくて、今日考えた事なのです。

 

一人。静かに内省する時間というものは誰にとっても必要な時間ですが、僕はそんな時間を意識的に確保してゆきたいと考えています。

 

この場は、一人の場。そして無から有を生み出す場です。

 

いつも読んで頂きありがとうございます。

 

 

ではまた。

人生の目的というもの

人生において、「成功」を目指すのか、「幸福」を目指すのかという話があるとしよう。

 

少し考えれば両者が決して対概念ではない事が判るが、便宜的に、「成功」を、絶対的成功(絶対的幸福)・「幸福」を、相対的成功(相対的幸福)と言い換えて考えてみよう。

 

つまり数字や事実など客観的に見て成功と言えるような、社会共通の基準を満たしている人生と、一方で、自分だけが成功したか否かを自由に判断する人生とである。

 

 

どちらが正しいかと問う事はできないが、どちらを選ぶかと問う事はできる。

 

ただし、必ずしも両者のいずれか一方のみを選ぶ必要もないのやもしれない。

 

場合によって変わるとすると、人生の目的観として当然ブレが生じてしまうので、そのパターンはあり得ない。

そう言う人が仮にいた場合には、つまり人生の目的を選べていないという事になる。

 

ではどのような場合に両者の共存が実現するのか?

 

たった一つだけ実現するパターンとして、「自分の成功や幸福が全人類の成功や幸福と同時に満たされる場合」である。

 

そのパターンの実現には必須条件があり、即ち全人類が全く同じ目的観を持つという事である。

 

考察を進める。

畢竟、他者の成功や幸福を願う事が絶対的成功(幸福)と相対的成功(幸福)との親和を深める事になる。

 

絶対的な基準に寄る程、基準は自己から社会へと離れてゆく。

一方で相対的な基準に寄る程、基準は社会から自己へと狭まってゆく。

 

しかしながら、この中点は自己と全社会の平均の人数の基準ではない。

絶対的か相対的かという問いの前に、人数は関係ない。

 

この考え方をより理解する為にまた別の軸を明らかにする。

 

言うまでもなく両者の人生観の共存において自己中心的成功や幸福の観点は介在しない。

その代わり、自分の周りのより近しい人々の成功や幸福が問われるようになる。

 

この範囲が同心円上で、理論上無限に膨張する訳だが、究極的には例外の有無によって絶対的か相対的かが決定される。

 

例外・条件のない、他者の成功や幸福と同時に満たされる自己の成功や幸福ならば両者の共存が成立する。

 

反対に、例外・条件付きで成立する場合は両者の共存は理論上成立しない。

 

一、他者の成功や幸福が自己の人生の目的観に包含されるか否か

二、「他者」に例外が介在するか否か

 

という二点が、「成功」と「幸福」という二つの人生の目的を同時に満たすか否かを分かつ条件となる。

 

 

 

と、考察してみました。

 

ちなみに、α氏という人物は、社会的に成功して、多くの人類の発展に貢献し、余生は何不自由ない生活を謳歌したという反論があったとしよう。

つまりこのような「成功」もして「幸福」にもなった人物がいたとして、両者が共存している、両立している。僕が論じた二つの条件を満たしていまいではないかという反論だ。

 

が、残念ながらこのα氏は「成功」と「幸福」の両立はしていない。

それは何故か?

何故なら、彼の「成功」と「幸福」は同時に達成されたものではないからである。

仮に、彼の「成功」を彼の「幸福」と重ね合わせようとするとしよう。

つまり一人でも多くの人類の役に立つ事が彼の人生の目的だとする。

 

一見すると非の打ち所のない崇高な人生観だが、「一人でも多くの」という概念が絶対的概念ではない点こそが致命的なのである。

 

無論、「一人でも多く」という概念が、最終的に最後の一人まで包含する可能性がある事はいうまでもないが、最後の一人まで包含しなかったとしてもこの概念は成立する。

つまり妥協可能な概念なのであり、絶対的概念の前に実に身勝手な基準であると言わざるを得ないものなのだ。

 

たとえα氏が、例外なく全人類の役に立って、それを生きがいだと感じているとしても、「誰一人例外なく」という恣意的な目的意識が無い限り、例外を許容し得る概念を持ち続ける事になる。

 

この点は致命的に絶対的概念に到達する事を阻害していると言える。

 

 

最後に…

この考察は、「成功」や「幸福」に関わる個々のあらゆる人生観を否定するものではありません。

あくまで両者の共存可能性を論理的に考察したに過ぎません。

ご了承願います。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

笑いというもの

笑いって、世界の共通言語だと思うんですね。

 

怒ってる時は?

確かに表情とか語勢で明らかに判るんですけど、世界共通「言語」は無いですよね。共通なのは表情であったり語勢であったりですから。

 

悲しい時は?

やはり同じ。共通の言語は無い。

 

つまらない時は?

むすっとしてたり無表情だったりしますね。共通の言語は無い。

 

 

笑う時は。アハハであったりアヒャヒャであったり、ムフフであったり、ゼハハであったり、笑い方に個人差はあるが、それは言語ごとの違いではない。

寧ろ言語を跨いで、自分と同じ笑い方の外国人に出会えるかもしれない。

 

感情表現において、「笑い」だけは言語ごとの違いは無いという特異なものなのではないか?

もしそうなら…一体何故か?

 

 

皆さんはどうお考えか。

 

 

ではまた。